Grape ブドウ
大きさ、色、品種が多様、種なし、皮ごとが人気
世界で親しまれるブドウは、生食のほかワイン、干しブドウなど用途が広いです。ワインに適したヨーロッパ系、耐病性のあるアメリカ系がありますが、生食用はヨーロッパ系とアメリカ系の掛け合わせ品種が多く誕生しています。特に最近は、皮ごと食べられる品種で、特に果粒が緑の青系品種が人気です。サン・フレッシュグループでは、人気の青系品種の他、紫黒の黒系、赤紫の赤系を数多く取り揃えています。
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選び方
- 皮にハリがあり、粒の大きさが均等でよく色づいているもの
- 茎の色が緑で太く、切り口が新しい物
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栄養
甘みと酸味をバランスよく含んだブドウの主成分は、果糖やブドウ糖などの糖類です。糖類は体内に吸収されるとエネルギーになり、疲労回復効果に期待できます。また、カリウムを比較的多く含み、ナトリウムの排出を促すので、血圧を低下させます。果皮の色の違いは、皮に含まれるアントシアニンの量によるものです。アントシアニンは活性酸素を抑える働きがあるポリフェノールの一種で、黒や赤の皮品種に多く含まれています。
ブドウのおすすめ品種Pick Up
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巨峰
濃厚なブドウの王様です。果皮は紫黒色で粒が大きく、糖度も高くジュージーで食味が優れています。あまり知られていませんが、正式名称は「石原センテニアル」です。
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デラウェア
種なしブドウの定番として、古くから一般的に親しまれています。果粒は小粒でも、強い甘さと酸味があり、特有の芳香があります。名前の由来は、アメリカ合衆国デラウェア州生まれから。
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ピオーネ
糖度が高くさわやかな酸味で風味が良いのが特徴です。巨峰より大きく、一粒のボリュームがありますが、口に入れるとツルンとむけるため食べやすいです。
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シャインマスカット
種なしで皮ごと食べられ、爽やかでジューシー。プリプリとした食感が楽しめる日本生まれの人気のブドウです。
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ナガノパープル
長野県オリジナルブドウです。巨峰やピオーネに比べてやや小さいですが、皮が薄いため皮ごと食べられるのも魅力です。果肉はややかたく、歯切れが良いです。甘みは強く酸味がおだやかです。
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甲斐路
赤系の大粒といえば「甲斐路」です。果肉は締まっていて、甘みは強いですが酸味は少ないです。皮がプリプリで皮ごと食べるのがおすすめです。日持ちするので、お土産などに好まれます。
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紅伊豆
皮はツルっと簡単にむけ、皮をむくと果汁があふれるほどジューシーです。果肉はやわらかく、とても甘実が強いです。
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レディーフィンガー
細長い粒が、まるで女性の指のようにも見えることから、「レディーフィンガー」と呼ばれます。別名「ピッテロビアンコ」。種がなく、皮ごと食べ、果肉は締まってプリっとした食感です。酸味が少ないやさしい甘さの白ブドウです。
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マニキュアフィンガー
指にマニキュアをした感じから、この名前が付きました。皮はパリっとしていて薄く、皮ごと食べます。果肉は締まっていて歯ざわりよく、ほどよい酸味がアクセントです。
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瀬戸ジャイアンツ
大粒で薄皮の甘酸っぱい種なしブドウです。岡山県産などは、「桃太郎ぶどう」という名前でも販売もしています。
ブドウQ&AQuestion
- 皮の表面に白い粉が粉状のものが付いているが、農薬?
- この白い粉状のものは「ブルーム」というロウ物質で、ブドウが外的要因から実を守るために作り出した保護物質なので、食べても問題ないです。
ブドウの豆知識Knowledge
- 保存は軸から切り離す
房のまま保存すると、房に水分を奪われシワシワになるため、キッチンばさみで軸の部分を1粒ずつ切り離して保存します。
- 冷やし過ぎはNG
冷蔵保存したものを食べる際は、20~30分前に冷蔵庫から出して食べると、甘みを感じることが出来ます。