Corn トウモロコシ
シャキっと、甘さはじける極上トウモロコシ
サン・フレッシュグループの取り扱うトウモロコシの主力品種は甘味種(スーパースイート)で、黄色粒と白色粒が3対1の割合で混ざるバイカラー種と、モノカラー種(黄色種)の他、3色のものやモノカラー種のホワイトや赤紫色のものがあります。野菜の中でも高エネルギーのトウモロコシは、糖質、ビタミンB1、B2、カリウムなどが豊富です。また食物繊維を多く含んでいるため整腸作用に優れ、アミノ酸の一種であるアスパラギン酸によって疲労回復効果にも期待できます。日本には江戸時代にポルトガル船がフリントコーン(硬粒種)を伝え、明治37年に甘味種の「ゴールデンバンダム」がアメリカから導入され、本格的に栽培・流通するようになりました。
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選び方
- 外皮の緑色が濃いもの
- 頭部のひげは褐色あるいは黒褐色のものが完熟している証拠
- 粒が隙間なく入っているもの
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栄養
むくみの解消や高血圧予防に効果が期待できるカリウム、貧血を防ぐ鉄、皮膚や粘膜を強くする働きがある亜鉛など各種ミネラルをバランスよく含んでいます。芯は食べることはできませんが、芯にもミネラルやビタミンB群などが含まれており、炊き込みごはんの際に芯も一緒に炊くと、栄養だけでなくおいしさもアップします。
トウモロコシのおすすめ品種Pick Up
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スイートコーン
黄色い粒でおなじみ、一般的に食用として用いられるトウモロコシの中でも、特に甘みの強い品種の総称がスイートコーンです。
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ヤングコーン
スイートコーンの実が大きくなる前に若採りしたものです。ベビーコーンとも呼ばれます。ほのかな甘みがあり、シャキシャキとした食感を楽しむことが出来ます。ひげや薄皮も食べることが出来ます。
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ホワイトコーン
真っ白なトウモロコシの特徴は、粒皮が薄くてやわらかく、甘みが強いです。ほとんどの品種が生のまま食べることができますが、加熱すると甘さが際立ちます。
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バイカラーコーン
粒の色の割合が、黄色3:白1で混ざっているトウモロコシです。粒皮がやわらかく、強い甘みが特徴です。
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大和ルージュ
芯やヒゲまで赤いスイートコーンです。特徴である赤色は茹でると抜けてしまうので、電子レンジでの加熱がおすすめです。
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八ヶ岳生とうもろこし
ピーク時には糖度は22度を超えるトウモロコシを、発送当日の午前3時から収穫。鮮度をキープするために、一本一本、専用設計の鮮度保持袋に入っています。
トウモロコシQ&AQuestion
- トウモロコシの粒の付け根が黒いものがある。腐っているのか?
- これは「ブラックレイヤー」といわれ、スイートコーンが完熟期を過ぎると粒の付け根の部分の細胞が黒くなってしまいます。スイートコーンの生理現象のため、食べでも問題ありません。
- トウモロコシを半分に切ったものを食べる時、甘いのはどちら?
- トウモロコシは下の方から受粉が始まります。先端の方に実ができていないトウモロコシがあるのは、その理由からです。先に下の方から実が出来、熟していくので、下半分の方が上半分に比べ甘いトウモロコシです。
トウモロコシの豆知識Knowledge
- ヒゲの本数が多いものを選ぶ
ヒゲ(絹糸)はめしべで、花粉がつくと実になるので、粒と(ヒゲは)同じ数のため、ヒゲの本数=粒の個数です。 - 鮮度が命
鮮度によって甘みが落ちるため、購入後はすぐに茹でたり蒸したり、加熱しましょう。 - ラップの代わりに
外皮を外し、薄皮の状態で蒸したり、電子レンジで加熱できます。 - 栄養が集中しています
栄養素は主に胚芽部分(粒の根元の白い部分)に集中しているので、実を取る時は包丁で外すよりも、できれば手でむしるようにするほうがよいです。