Mango マンゴー
とろけるような食感が魅力
チェリモヤ、マンゴスチンとともに世界三大美果のひとつで、南国の太陽をたっぷり浴びて育ったマンゴーは、濃厚な甘みと、とろけるような食感が魅力です。サン・フレッシュグループでは、主に宮崎県、沖縄県、鹿児島県など国産の完熟品を中心に取り扱い、一般的なアーウィン種だけでなく、海外の珍しい品種も取り揃えています。
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選び方
- 果皮にハリがあるもの
- 傷や斑点がないもの
- さわるとややベタつきがあるもの
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栄養
活性酸素の働きを抑え、老化を予防するβカロテンを豊富に含んでおり、貧血予防によいとされる葉酸や、腸の働きを整える食物繊維、血圧を下げるカリウムなどをバランスよく含んでいます。
マンゴーのおすすめ品種Pick Up
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アーウィン種
日本国内で最も多く栽培されている品種です。糖度15度以上、重量350g以上という厳しい基準を満たした宮崎県産「太陽のタマゴ」が有名です。
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西都ティアラ
宮崎県西都市産の完熟マンゴーで、糖度17度以上、重量460g以上という極めて高い水準を満たしたプレミアムな味わいのマンゴーです。
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ペリカンマンゴー(カラバオ)
フィリピンの品種で、フィリピンマンゴーとも呼ばれます。果皮は黄色で、ほどよい酸味となめらかな舌触りが特徴です。
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キーツ
緑色のままで完熟するマンゴーです。果肉は黄色で、繊維質が少なく肉質はねっとりとやわらかいです。レアな赤品種もあります。
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アップルマンゴー(メキシコマンゴー)
果皮は緑色から赤色となり、その色がリンゴを連想させるところから「アップルマンゴー」とも呼ばれます。正式な品種は「ヘイデン」と「ケント」です。濃厚な甘みと芳醇な香りが特徴です。
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ナムドクマイ(タイマンゴー)
酸味が少なく、マンゴーの中でも最も甘い品種の一つといわれています。繊維が少なくつるんとした滑らかな果肉です。
マンゴーQ&AQuestion
- 食べたら顔が腫れてしまったが、原因は?
- マンゴーはウルシ科の植物で、果皮、果肉などにマンゴールという成分があり、これが原因で皮膚がかぶれることがあります。アレルギーでない人でもかぶれを引き起こす場合があり、症状がひどいようならば、医師に相談するようにしてください。
- マンゴーの表面に白い粉状のものが付いている。農薬?
- 食べ頃前のマンゴーには白い粉状のものが付いていますが、これは「ブルーム」と呼ばれるマンゴーから出ている天然由来の成分です。人体には無害な物質で、マンゴー自身が水分を調整したり、病気から身を守るために付いています。完熟してくるにつれて、ブルームはだんだんと消えていき、触ると果皮にややべたつきがでてきます。それは糖分が果皮に染み出ている状態で、完熟のサインです。
マンゴーの豆知識Knowledge
- 常温保存で早めに食べきる
熟していないものは、冷やすと追熟が進まないため、常温で保存します。熟したものはピッタリとラップに包み、直接冷気が当たらないように袋などに入れ野菜室へ。 - 黒い斑点が出たら
マンゴーは鮮度が低下してくると黒い斑点が現れるので、発生したら早く食べるようにしましょう。 - 切り方
切り方は果皮をつけたまま平たく寝かし、ヘタの方からナイフを入れ、3枚におろします。繊維質が多いので、皮を切らないように注意し、果肉にサイの目の刻みを入れると食べやすいです。